2021.03.02
いよいよ3月。
初日を飾る3月1日、3件の工事に着手しました。
① ひとつは戸建てのお宅
② 2つめは・・・
緊急事態宣言も解除されました!
いよいよ春本番、暖かくなり始めました!
花も咲き始めました!
やはり、向かいたいのは自然豊かな
公園 ではないでしょうか?
須磨浦山上遊園は3月中旬頃までリニューアル工事中
今しばらくお待ちください
お世話になっている看板屋さんに声をかけていただき、
ちょこっと参加させていただくことになり、
その開始が昨日3月1日でした。
息子が小さなころ、お世話になった須磨浦山上遊園
嬉しいことです。
③ そして3つめ
そして、外壁改修工事から
入居世帯の内部のリフォーム工事まで
何かとお世話になっているYコーポ様
ご入居のM様邸で内部のリフォーム工事に着手
この日は朝から家具の移動・養生などのお手伝いに
早速襖屋さん、大工さんも工事にかかられ
襖の撤去、畳の撤去など慌ただしく進んでいく中・・・
何年の新聞だと思われますか?
昭和47年(1972年)3月 のもの
私、まだ生まれてません。
高いもので敷地166平米込みの
建物は総面積78平米で、少し小さめながら
総額は897万円
何ということ!
小堀住建はS*Lに
ナショナル住宅はパナホームに
今は無きメーカーも見受けられます
懐かしさはもちろんですが、
何と言いますか、当時の息づかいや経済成長の勢い、
消費への欲求が紙面からビシビシ伝わってきます
「もっと働いて、いいモノ買って、暮らしを豊かにするんだ!」
そんな声さえ聞こえてきそうです。
明らかに今とは違う、世の流れをしみじみ感じます。
そして思いました。
こんな時代の真っ只中で働き、シンドイながらも、
徐々に世の中が上向いていく高揚感を味わってみたかったと。
毎日のようにお世話になっている軽トラックも
昔はこんな姿でした
今、改めて見ると、意外と新鮮に映ります
と、休憩をはさんで、
年が明けてからリフォーム工事が相次いでいます
戸建て住宅も、事業所も、中古住宅のリノベーションも・・・。
家籠りの日々だからこそ自宅を見直すきっかけに。
この際、自宅を更なる快適空間にしたいとリフォームされる方。
そして、コロナ禍の今だからこそ投資のチャンス!
敢えて物件の購入に踏み切って新たな事業に着手なさる方
中古住宅を購入し、新たに収益物件になさる方
昨年じっくりと温め続け、いよいよ熱を持った
お客様方の秘めた想いや願い、
溜まりに溜まったエネルギーが
年明け早々爆発したような
そんな毎日。
2021.02.22
ただし食用。
「 菜の花の粕味噌鍋 」 の具材として(笑)
下準備をしていると息子の視線が刺さる
「花、食べるんですか?」 そう言いたげな視線が・・・。
いやいやいやいや・・・そういうモノなんですけど
無言の圧力に屈して、
食べることはせず、リビングの彩りに。
一気にリビングが華やぎました、ありがとうございます!
さて、もうすぐ3月。
寒かったり暖かかったりしながら
確実に春を感じる今日この頃。
選ばれる外壁色も、
春らしい組み合わせが増えてきました。
今回はこの画像をたたき台に、色についてお話しようと思います。
一昨年あたりからコロナ禍真っ只中の昨年を通じて、
お客様からよく選ばれた色合いは
グレー でした。
グレー人気は今も継続中です
流行り関係なしに、コンスタントに選ばれるのは
上下分けられる場合だと
茶系もコンスタントに選ばれる組み合わせ。
1階部分が濃紺の取り合わせも好まれます。
色分けをされる場合、この写真のように
濃淡をしっかりと出して、
コントラストをつけるパターンが多かったのですが
ここの所、少し変化が
優しい色合いの組み合わせが増えてきたのです
先日工事を終えたお客様宅は、このような取り合わせでした
そして、ただいま工事中のお客様宅はこんな組み合わせ
偶然2階部分は、先ほどの写真と同じ色。
1階部分が少しピンクがかった色合いです
1色で塗り替えるのか、2色で塗り替えるのか
上下2色で塗り分けたくても、胴差しの無い場合など
建物の形状によっては
希望通りの塗り分けが難しい場合もあります。
目地で塗り分けることもあります。
いろんな塗分けのパターンがあります。
建物の凹凸で色を分けると、
出っ張った窓の部分で色を分けたり
出っ張った窓や、ベランダ
逆に奥まった玄関部分の色を変えてみるという選択肢も有りです
最初の打ち合わせで
あらかた候補の色合いを絞り込み、塗り板を作成。
塗り板を実際に手に取っていただき
ご自宅の壁にあてがって見ていただくことで
より、現実味が増し、
「思ったよりも濃かった、薄かった、派手だった」等々
あれば、更にもう一度、
思ったとおりであれば、最終どの色にするのか
話を詰めていくことになります。
色の打ち合わせは
お客様に事務所にお越しいただく場合がほとんど。
事務所だと、
お客様が選ばれた色が実際どのような仕上がりになるか
施工済のお客様宅の写真を見て頂くことで
具体的なイメージにつながりやすいメリットがあります。
色・・・・。
悩ましい選択ではありますが
街を歩いていて、「わ、素敵だな」と思う建物の
写真をお持ち下さる方もおられます。
「色について、こんなに考えたこと無かったなぁ」
多くの方がそう仰られます。
今回は外壁色のお話でした。
色、いろいろ。
お客様の数だけ、様々な色の取り合わせが。
2021.02.04
何かとお世話になっているA様事務所の入居する建物。
オーナーさんが雨漏りでお困りとのことで、
「カジカワさん見てくれる?」と声をかけて下さいました。
下から見た感じは問題なく
屋上から外壁を見せていただくと
苔むした外壁が
一部塗膜もはがれ、
壁面内部に侵入した雨水により内部の鉄骨が錆び
壁面が剥落しかかっている部分も見受けられました
傷みが酷いこの部位は南面。一番太陽が当たる場所
そして今まで一度も外壁改修工事が出来なかった場所とのことでした
今回は南面(しかも足場が組める部分のみ)の施工
傷んでいる箇所や雨漏り箇所は幸い足場が組める位置でした
作業にはなかなか厳しい立地
商業地のど真ん中に建つ建物
ということは、お隣とのスキマが無い!
この建物は①
東側の②の建物とはくっついてしまっており・・・。
1月7日、足場仮設当日の様子
「通れるっスかねぇ」 足場職人さん苦笑い。
入り口を抜けると、奥は途中から広くなっており、
足場を組むことが出来ました。
6階建ての建物+塔屋。
狭さ故に足場内での昇降がしづらいので、
屋上から足場へ降り作業させて頂くことに
屋上からはこの景色
寒風吹きすさぶ屋上
立水栓が設けられていましたが
年明け一番の寒さだった1月9日、水道管が凍結。
噴き出した水が凍り付き、スケートリンク状態に
補修の上、保温カバーを巻き直し
さて、工事に戻ります。
足場を組み、その後取り掛かったのが
外壁調査と
①下地補修
傷んだ塗膜や、
剥落しかかっている部分を撤去
中から錆びた鉄筋が
↓
酷い部分は、打診棒で強めに叩くと
↓
躯体から浮いてしまっている壁面には
アンカーピンニングエポキシ樹脂注入
その他にも
以前の配管で使用しなくなったものや
そのための穴などを塞いだり
この際なので、できることは全部!
②シーリング工事
③高圧洗浄
④外壁塗装
下塗り1回目
今回は塗膜に厚みを持たせるため、下塗りを2回に
⑤換気フード取り付け
すぐ前に高層の建物が迫っているので
支障が無いように思われますが
ここから雨漏りがしているということ
年々激しさを増す豪雨や台風のことを考慮して
フードをつけることに
こうして
工事完了
オーナー様、
紹介してくださったA様
ご入居の皆様、近隣のビルの方々
どうもありがとうございました
新年から老朽化した建物の
雨漏り調査を含めた対策工事が並行して続きます。
中央区 I ビル様
中央区 A ビル様
そして西宮市 Y 様
I ビル様と A ビル様は
奇しくも同じ原因での雨漏り。
これがまた悩ましいんです。
またお話しできればと思います。
2021.01.27
年明け。事務所へ出社して一番の楽しみが年賀状
T様の年賀状は、近況報告が嬉しい1枚。
昨年は歯が丈夫ということで、表彰を受けたと報告を下さった。
さて、今年は?
この顛末はブログにもアップした通り、
https://kajikawa.exblog.jp/29360041/
亡くなったと勘違いされた梶川(能弘)を含め、皆が大爆笑
T様邸の工事は去る2011年の3月のこと。
当時の施工の様子はこちらのブログに詳しく
前編
https://kajikawa.exblog.jp/14730238/
後編
https://kajikawa.exblog.jp/14755348/
施工完了直後の様子
年賀状にかかれていた
「落書きを消していただけないでしょうか?」
はい、気になっていましたよ
車で市内を走るとき、以前施工したお客様宅は
チェックするようにしている。
これは施工後9年半を経た、今年夏頃の写真です。
通りかかりに落書き発見。
10年過ぎたら、ぼちぼち塗り替え。その時にと思っていました。
建物右手の鉄扉、小さな落書きがあるのが見えますか?
これです!
これを消してほしいとのご希望でした。
ところが・・・
私達には落書き以上に気になるところがあり
それは
ツタ
気になるので、落書きを消す時に一緒に撤去することで
T様の了解を得ました。
塗装後、年数を経た鉄扉
施工色のデータは残っているけれど、
落書き部分のみタッチアップで消しても
他の部分が色褪せているので目立ってしまう。
こうしてN様邸のちょこっと補修は完了いたしました。
「梶川(能弘)、
生きてます、元気ですよ!」
2年前の2月、寄る年波に気力が目減りしてリタイヤ宣言。
息子で現社長の泰へ、静かに代表を譲ったのでした。
大々的に公表しなかったため、
このような誤解に至ったことを改めてお詫び。
ひとまず誤解も解け、
T様も含めて大爆笑した次第でした。
Tさま、ぼちぼち塗り替え、考えましょうね。
暖かくなったら声を掛けます
2021.01.21
12月に入り、O様からご連絡を頂いた。
O様は古くからのお客様。
いつも気軽に声をかけて下さり、ちょこちょこお伺いしている。
「年内にちょっと治してほしいところがあるねん、見てくれる?」
その補修工事が終わった日、
世間話のついでに飛び出したのが
「うち、もしかしたら屋根裏に
何か棲んでるかも知らんわ」
O様邸は昔ながらの壮麗な日本家屋。
このようなお宅は、直ぐに屋根裏が点検できるようになっている。
「ちょっと見てみよか?」
気楽に言ったつもりだった。
屋根裏をのぞいてみると
居る
間違いなく、居る
ネズミか、イタチ、ハクビシンなどと推測された。
いわゆる害獣駆除・・・ということになる。
素人が下手に手を出さない方が良い
先日のハトの駆除業者さんを見て痛感したこと。
真っ先に、その業者さんに対応可能か確認。
「うちはトリ専門でして、害獣は専門外で・・・」
という訳で、O様の依頼で害獣駆除業者さんを検索。
ひとまず現況を見てもらう約束を取り付けた。
O様の希望で、私たちも一緒に立ち会い
害獣業者さんに見て頂いた。
開口一番
「アライグマですね」
手形、分かりますか?
駆除は数回に分けて行う必要があり、
年の瀬も押し迫った今、手を付けてしまうと
余計にアライグマを刺激したまま
お正月を迎えることになり危険との意見。
今までも平穏に暮らしてきたのだから
何も刺激を加えなければお正月は無事越せること、
取り敢えずお正月は、静かに過ごし、
年明け一番に駆除工事に取り掛かりましょう!
そう言って頂いた。
そうは言っても
アライグマと聞いてしまうと不安になる気持ちは十分理解できる。
実はアライグマ、見かけは可愛いが、恐ろしく凶暴な性質
(見かけても絶対に触らないでくださいね)
O様の不安は倍増
「カジカワさん、ナントカならへんかな?」
「バルサンしたら逃げてくれるかも」
ここは専門業者さんの言う通りにしようとO様を説得
「ウィズコロナ」ならぬ
「ウィズ アライグマ!」 を年末の合言葉に、年明けを待った。
年明け
いよいよ駆除工事開始
確実にいなくなったことを確認し、
入り口を塞ぐ作戦
塞いでもらった
工事は完了。
施工写真と、3年間の保証書を発行していただいた。
家のことは何でも相談していただきたいと、日ごろから思っている。
が、鳥や動物、建築の知識だけでは太刀打ちできない業種のものは
やはりプロの出番!
駆除業者さん、助かりました。
Oさま、いつも何かと声をかけて下さり、ありがとうございます。
ひとまずホッとしました。
今後とも何卒よろしくお願いいたします。
2021.01.01
あけまして
おめでとうございます
旧年中は格別のご高配を賜り、深く感謝申し上げます。
おかげさまで、私ども梶川塗装は創業88年目を迎えることとなりました。
これもひとえに多くのお客様のご愛顧の賜物と感謝いたしております。
本年も今まで以上に、一層精進して参る所存です。
何卒よろしくお願い申し上げます。
なお、新年は1月5日より営業を開始いたします。
お待ちいただいているお客様、
打ち合わせをご予約いただいているお客様
どうぞよろしくお願いいたします。
2020.12.19
この写真をご覧になって、何か気付かれた方は
凄い眼力の持ち主かも!?
実は、このマンションの南面壁面には、
鳩除けネット(防鳥ネット)が張られています。
今回、マンションの改修工事にあたり、
オーナー様からハトの被害について相談を受けていました
特に酷いのが南面で、それはもう、頭を抱えておられたのです。
最初、私たちで鳥除けネットを張れば良いと思っていました。
ところが‥…聞けば聞くほど、被害が深刻であることが分かってきました。
素人の付け焼刃の知識では敵わないのではないか、
しかも、ネットが張れるのは足場仮設時のみ。
効果がなかったら?
考えれば考えるほど、今回ばかりはプロの方に
お願いした方が良いのではないか・・そう考えが傾いてきました。
弊社の事務全般を受け持ってくれているJスタッフさん、
実はご主人も建設関係のおシゴトをされていて
その伝手で、専門業者さんを紹介していただきました。
と、話を進めつつも、
足場を組み、工事が始まると、ハトはいなくなるのでは?・・・
まだ、どこかに甘い考えが残っていました。
ところが
足場を組んでみると、
ハトは立ち退くどころか、逆にネットに囲まれ立ち往生。
余計に居座るようになってしまい
マンション全体が巨大な鳥籠になってしまったのです。
絶対、プロの方に任せよう(涙・・)
そう固く誓わずにはいられない状況でした。
オーナー様に説明にも来てくださり、
現在の状況と、対策を希望する場所、細かに話を詰め
工事の最後に対策工事をすることになりました。
テーマは
「ハトを近寄せない」
そして
「ハトをとまらせない」
工事期間中、一度高圧洗浄したにもかかわらず
また、ハトの糞で汚れてしまったため、
対策工事の前に、再度、高圧洗浄。
被害が集中していた南面には、金輪際ハトが近付けないように、
防鳥ネットを
そして、被害は少ないものの、目撃例の多かった場所には
ハトがとまって羽根休め出来ないよう、対策がなされました。
この対策、それは徹底していて
ハトがとまれそうな場所という場所に
被害の少なかった低層階のベランダも
とまらせません!羽根休めさせません!
専門業者さんの執念が実って
ハトの姿を見かけることも無くなりました。
こうして、無事ハト除け工事が完了し、
足場解体の運びとなりました。
解体してみて、
改めて専門業者さんにお任せして良かったとしみじみ。
防鳥ネットで、見るも無残な外観になってしまっているマンションを
多く目にしますが、
全然わからないでしょう?防鳥ネット
オーナー様も
「賃貸物件は外観も大事だから、
上手く収めて頂いて本当によかった」
そう仰られました。
ハト VS オーナー様の戦い、
ここに終結。
オーナー様、ご入居の皆様、近隣の皆様
各工事の専門業者さん、関係者の皆様、
ご協力いただきまして、どうもありがとうございました!
2020.11.30
弊社男性陣が、いつもお世話になっている理髪店、I さん。
「そろそろ塗り替え考えたいんやけど・・・」という訳でお伺い。
<施工前の状況>
燦燦と一日中太陽が当たる屋根は、かなり傷んでいました
今回は塗り替え、次回はカバー工法も視野に入れる必要がありそう
テントの骨組みも、
雨の当たりそうな下の方は所々錆びていて、塗りなおす必要が。
ご近所のテント屋さんに、シートの撤去を依頼
もう少し後でも良いように思いましたが、
「もう今年するって決めた!」と I 様
せっかくの機会、勢いも大事なので、今回塗装をすることに
お隣さんに、敷地をお借りする必要がありましたが、
有り難いことに、お隣さんも弊社のお客様、
トントン拍子に話が進み、施工の運びとなりました
工事をお待ちいただく間に、お会いする機会があり、
話を聞いていると、最近眠れていないとI様。
「いよいよ工事なんかなー、
そう思ったら、なんか落ち着かへんねん」
お茶目な I 様でした
工事着手前日、テントを外していただき
剥き出しになってしまった蛍光灯を養生
足場が建ってしまうと、休業と勘違いなさる方もおられるため
足場シートに営業中の看板を貼り付けることに
「 以外は 」 というところがポイント
そしていよいよ
①足場仮設
②高圧洗浄
屋根や
店先で、いつも出迎えてくれるオニーサン、オネーサンもキレイに
美男美女の窓 と勝手に命名
③シーリング工事
ALC造の建物の塗装工事では、工事の要となってくるシーリング工事
大きな建物になるほど、目地のシーリングの数量は多くなってしまいますが
外せない工事です
理髪店の店先に必ずある、サインポール。
遠い昔、私が看護学生だった頃、
サインポールの赤は動脈を
青は静脈を
白は包帯を意味するものと教えられたのですが
どうやらガセネタらしく・・・
ですが、古い昔、理髪師が外科医を兼ねていたというのは本当らしいです。
④ケレン・錆止め
テントの骨組みも
⑤屋根塗装
順序がシーリング工事の後になってしまっていますが、
現場での実際は、シーリング工事とほぼ同時進行です
2)中塗り
シミュレーションで悩まれた挙句、1階店舗部分だけアクセントをつけることに
見て頂いたのは店舗より上の、ベース色の部分だけ
さて、どのような外観になったのでしょう!?
その前に
⑦付帯部分塗装
洗濯干し金具
庇
あ・・・店舗部分写ってしまいました
工事完了!!!
1階店舗部分はこげ茶に決定。
「店先が真っ暗になったらどうしよう・・・」
少しだけ心配だったと I 様
道行く人々が早速「キレイになってよかったね!」ほめてくださいました
美男美女の窓は!?
お色直しを終えて、華々しくデビュー?かと思いきや
「 美男 」 が、新年の予定に取って代わられていました
せっかくの美男が・・・
「理容師の腕が一番必要なのは
毛髪の薄くなりかけたお客様かもしれない」
これまでも、いろんなお客様にいろんな名言(迷言)がありました。
これはI様のお言葉。
(毛髪の薄くなった部分を)如何に分からないよう自然に周囲と馴染ませるか
細心の注意を払うのだそう。
いつも楽しい I 様。そのお人柄もあって、
お店にはお客様が絶えません。
そんな中、お仕事をしながらも作業スタッフにも気を遣ってくださり
どうもありがとうございました。
工事も無事終わりましたので、ゆっくり休んでください。
2020.10.30
神戸市中心部、市役所上空の様子
青色斜線部分が、私ども、梶川塗装の市役所遮熱プロジェクトの足跡
昨日ニュースで
市役所2号館お別れの式典が行われたと報道されました。
2号館は阪神淡路大震災で被災した市民にとっても思い出深い建物。
そして、私たちの会社にとっては、
遮熱プロジェクトの皮切りとなった、思い出深い建物でもあります。
2009年の施工。
その頃の工事の様子を今回改めてアップ
https://kajikawa.exblog.jp/11611732/
https://kajikawa.exblog.jp/11659984/
https://kajikawa.exblog.jp/11754999/
https://kajikawa.exblog.jp/13751519/
使用したのはクールサームという遮熱塗料
同じ遮熱塗料ではGAINAが良く知られていますが
GAINAはJAXAの開発したセラミックが使用されているのに対して
クールサームはNASAが開発したセラミックが使われています。
この2号館の工事で遮熱効果が認められ、
じゃあ、ここも!・・・となったのが2号館別館(通称組合棟)
私が市民病院の看護師だったころ、組合の陳情で通った建物
なつかしい~
なんですが、既に3号館は解体され、無くなってしまいました。
変わりゆく神戸の街。
工事経歴が1か月近くアップできていなくてモヤモヤ。
そんな矢先の
2号館お別れセレモニーの報道。
で、ちょっぴり昔を振り返ってみることにした、今回の工事経歴でした。
2020.09.25
ただいま施工中のマンション現場。
長かった梅雨、現在も季節の変わり目で不安定な天気。
工事は遅れ気味。
ご入居の皆さま、ご迷惑をおかけしています。
ゴールがぼちぼち見えてきています。
今しばらくのご辛抱、お願いいたします。
今回の工事にあたって、
見積もり段階でオーナーのF様へ、ヒアリング。
特に気になっていることの一部として
1)ハトによる被害。駆除対策希望
2)タイル(マンションの外壁ほとんどがタイル張り)の汚れ
3)ステンレス部分
(避難ハッチ、避難はしご、) のくすみ、汚れ
を、挙げておられました。
ステンレスは磨けばキレイになりそう。
ステンレス磨き。我が家のキッチンでは ピカール を愛用。
ピカール、とんでもなくキレイになるのですが、とんでもなく労力も必要
キッチンだけでヒーヒー。翌日筋肉痛。 どうなる?
「何はともあれ、相談しよ!」
連絡したのは関西ペイントの担当者さん。
※戸建て住宅の塗料は日本ペイントですが
マンションの塗料は関西ペイントを使用しています。
「あぁ、ありますよ!」
さっそくサンプルを持参してくださった。
用途に応じていろんな種類が用意されているそう。
頂いたのはタイル用と、ステンレス用のサンプル。
世に溢れる様々なクリーナー。
手軽に劇的キレイ!を謳っている商品は数多く目にするけれど
感激したことは無い。
拭えない不安。
ひとまず試しに使って効果をF様に判定していただくことになった。
洗浄液を気になる部分に塗布、
しばらく置いてからブラシでこすり、水拭き。
乾いた布で拭きあげたら
このように!
2)次にタイル用
※頂いたサンプルごと使ってしまい現物が手元に残っていませんでした
一番気になっておられる部分の一部で、お試し
使用方法はステンレスとほぼ同じ
F様の Goサイン も出て、
ステンレス、タイル洗浄(その後タイルガード塗り)として工程に組み込まれることに。
夏の暑い盛り、
各種洗浄を行いました
●ステンレス部分
建物の2階から7階を貫くデザインポール
正面大通りからもよく見えるフォーカルポイント。
それだけに、その汚れには頭を抱えておられました
「汚れが取れなければ、塗って欲しい」とまで仰っていたほど。
その他にも
避難はしごや
(壁の落書きのようなものは外壁調査、不具合箇所ののマーキング)
浮いてしまったタイルの張替えなどの補修を終え、
最終的にタイルガード(保護剤)を塗りました。ツヤツヤ!
このクリーナー、思いがけず嬉しい効果でした。
気分を良くして追加でリクエストしてみることに!
というのも、
私達にはもうひとつ、長年困っている汚れがありました。
それは、サッシの塩害
須磨区や垂水区で多く見かける印象があります。
雨戸がザラザラと、塩を噴いているようになっていませんか?
これが 塩害 です
(青い枠で囲まれた部分、白く粉を噴いたようになっています。)
特に海沿いでなくても、
台風などで海から塩分を含んだ風が吹き上げると、
塩がその部分に付着。そのまま定着してしまうと
化学反応を起こし、このようになってしまうのです。
台風の後、サッシに水をかけるだけでも発生を抑えられるそうですが
なかなかそうはいきません。多くのお宅で見かける現象です。
雨の当たらない軒下部分のサッシ枠や雨戸に多く見られます。
いままで、多くの相談を受け、
クエン酸で洗ってみたり、洗剤を使ってみたりしたのですが・・・・・
効果なし(涙)
関西ペイント担当者さんへ、またまたリクエスト
「何か無い?」
我が家は被害が無く、まだ試せていません。
効果があると良いなぁ・・・。
本当に困っておられる方が多いので・・・。
この数年でお付き合いの始まった関西ペイントさん、
時にユニークな商品を開発なさいます。
先日、またサンプルを頂きました。
頂いたのがコレ!
人が良く触れるドアノブや手すりに貼って効果を発揮するもの。
効果は半年もつそうです。
世相に応じた柔軟な発想、そのスピード、すごいです
工事の完了まであと少し。
今しばらくのご辛抱のほど、ご協力お願いいたします。
ハトの被害状況・対策については後日。
こればかりは素人では太刀打ちできない!
専門業者さんの知恵をお借りすることにしました。
マンション工事番外編、
思いがけない効果に思わず追加リクエストした
各種クリーナーのオハナシでした。